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  • 執筆者の写真にじのき保育園

にじのき美術館

にじのき保育園の作品置きは、美術館という名前がついている。



なぜ美術館という名前が付いているかというと、昔あるご家庭にお子さんの作品を返した時に、「作品が溜まりに溜まって大変だから捨てるしかないんだけど、一緒に住んでいない親戚に子どもが絵を描いて渡したら、喜んで額に入れて飾ってくれて嬉しかった。」という話を聞いた事があり、作品が同じなのに、手に取る人によって価値が変わるのではなく、元より、子どもたちの作品は価値がある。だからどんな作品も美術館のように飾り、価値を出したり、保護者と一緒に見たりしながら楽しめる空間を作りたいという思いで、美術館という名前にしている。



今月の美術館も1歳児と2歳児の表現が爆発している作品を合わせて展示。



子どもたちも自分たちの作品をじっと見たり、保護者との会話の時間になったりしている。作品にあまり保育士等が手を加えないで飾ると子どもたちも自分のやったところや思い入れがある部分がわかり、すごく楽しんでみてくれると思う。



職員の提案で、飾られた作品。半分に切って1歳児と2歳児の作品をシャッフル。



毎日少しずつくっついている接地面がズレながら形を変えていく。最終的にはどんな形のデザインになるのか楽しみ。



そしてその美術館に子どもたちが拾ってきた落ち葉。「枯れる」という概念の意味がわからない子どもたちに、今年もポトスを使い、水を入れて増えていくポトス、寒天に入れて水分がなくなったら枯れていくポトス。どちらも観察しながら「枯れる」という概念を体験しながら覚える。



落ち葉の大きさにも興味を示し、順番に並べて飾ると色々な発見が。



どこに視点を置くかでどんどん広がる。一つひとつ大切に広げていきたい。



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