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執筆者の写真にじのき保育園

クリスマス

今年のクリスマスは特別だ。

だって子どもたちの興味関心から、出来る事を最大限に楽しんで作った環境ができたから。

今年のクリスマスは特別だ。 だって本物のサンタさんに出会えたから。

クリスマス会の内容を話している際に、子どもたちの夢が壊れるようなやり方はやりたくないが、現実的に行うのか、この時期のファンタジーを楽しめるように行うのかという話になった。

もちろんそこに子どもたちが置き去りにならないようにしたいが、クリスマスは職員が子どもたちにサプライズで行う部分もにじのき保育園は多いので、各々で考えてくることに。

その後職員、子どもたちで企画は進んで、企画書が園長まで上がってくる。


!!!!!!!!!


「本物のサンタさんから動画を送ってもらう」って書いてある。「うんうん。詳しく聞かせてくれー!どういうこと?」

すると一人の職員が、フィンランドのラップランドにあるサンタ村のサンタさんに色々な方々の協力を得て繋いでもらった。そこでサンタさんに、にじのき保育園の理念や方針、子どもたちと一緒にこの行事を作っている事を話したら、「子どもたちのためなら!」って賛同してくれて、にじのき保育園のために動画を送ってもらったというのだ。


笑ってしまった。


本当に理念方針を軸として、子どもたち並みに自由な発想で色々なものを楽しんでいる大人がここにはたくさんいる。

そんな大人を見ながら、共に過ごしている子どもたちもきっと色々な体験や色々な感情を味わえているのではないかなと思う。



クリスマス会の当日では、サンタさんの手紙を子どもたちが発見して大喜びしたり、ラップランドのランドスケープを見ながら「サンタさんってこんなところに住んでいるんだね~」と言い合ったりしながら楽しんでいる2歳児クラスの子たち。



サンタさんのビデオレターでは、ビックリしたのか一言も発さず、食い入るようにジーっと見入っていた。



「サンタさんどうだった?」と聞くと「・・・可愛かった。」という1歳児クラスの子たち。

サンタさんからプレゼントをもらうと身を乗り出してもらおうとする0歳児の子たち。 色々な想いが詰まった、今までにない特別なクリスマス会だった。



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