知る
開園して半年が過ぎました。その中で保育士等と子どもたちで継続して楽しんでいる事があります。
それは、ポトスの生長観察。
・水に入れているポトス。 ・寒天粘土にさしているポトス。 ・鉢に植えているポトス。 ・つるしているポトス。
これらがどうなるか子どもたちと一緒に育てながら観察をしています。大人なら答えは簡単です。水入れているポトスは生長します。鉢に植えたポトスは水がなくなると枯れてしまいます。寒天粘土のポトスは寒天粘土の水分がなくなると枯れてしまいます。つるしているポトスは一番初めに枯れてします。
でも子どもたちはその一つひとつを「今」覚えていきます。経験、体験がないと知ることするできません。
現に今まで保育してきて、公園に落ちている枯れた落ち葉は枯れた落ち葉の状態で生まれてそこに落ちていると思っている子がいました。魚の切り身が魚という子もいました。本物を見せるというのは、綺麗な部分だけではなく、生まれてから終わるまでの過程を見せていけることではないかのかなと思っています。
勉強として頭と言葉で覚えさせるのは簡単ですが、結局そのあと自分自身が体験、経験をしないとその覚えたものとリンクしないのであれば、学びや遊びとして好きなことを通して先に色々な体験、経験をさせてあとから言葉や意味を知ればいいのかなと思います。まずは乳幼児に大切な「感覚的な体験」を大切に保育をしていきたいと思います。
このポトス観察はまだまだ続いていきそうです。
そして職員が子どもたちと拾ったマテバシイとくぬぎを飾って秋らしい装飾。
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