子どもたちは研究家であると同時に探検家でもある。探検家というより冒険家かもしれない。
心の根っこに「安心」を持った子たちは、冒険にでかける。
砂場では銅山の発掘作業のような遊びが展開される。山を作って、崩れるか崩れないかドキドキしながら穴を掘り進める。

山を作って、掘って、水を流してみて、中がどうなってるか確認して、熱中の中でお友だち同士が協働する。
この日は、遊んでる中で宝物を見つけた。「ピカピカだー」「なんだこれー」と大興奮。

何かを見つけるためにやっていたわけじゃないが、この色々なドキドキワクワクが「たまらないんだよなー」と言わんばかりに素敵な笑顔が見える。
この時間やこの体験をどれだけ自立的に経験できるか。
保育士も協働する。押し付けではなく共存。
時間の区切りや教育的配慮など大人主体の言動を0にすることは難しい。
難しくいからこそ、ちゃんと考え、いらない部分は削ぎ落とし、子どもが冒険にでかける意欲や時間をどれだけ長く確保してあげるかが大切なのではないかと思う。
充実した冒険のあとは、次の冒険の打ち合わせでもしているようだ。

いやすでに棒を持って違う冒険が始まっているに違いない。

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