今日は、親子遠足でした。昨年度は保護者の方から「親子遠足したいなぁ」という要望があったので、今年親子遠足を企画しました。
親子遠足の場は「葛西臨海公園」
今年の親子遠足のテーマは「大人も子どももみんな一緒になって楽しむ」でした。
うちの保育園は、大人だから子どもだからではなく、みんな一人の人間だから同じ目線で、同じ視線で教えたり教えられたりしながら共存していく共育(きょういく)というものを大切にしています。
そんなコンセプトの元、始まっている保育園なので、準備運動からそこにいるみんなが一つの集合知になり、全員で楽しむ。最初から怪我しそうなくらい全員での体操。最高に楽しかったです。
そして、今回の目玉お楽しみは「宝探し」でした。でも普通の宝探しではありません。今回お楽しみの内容は、園長と調理しか知らない中開催されました。どういうことかというと、親子遠足のお楽しみがあるよという企画書は渡されるものの、職員も当日まで内容を知らないまま始まる宝探しです。
そして今回は個別ではなく、クラス別でそれぞれの家庭、職員に、暗号がかかれた紙が渡り、クラスで協力して説きながら進めていく方式。だれも答えを知らない。まさに「子どもも大人も協力しないと解けない」
立場や年齢ではなく、この場にいる全員で協力しないと答えが出せないというベクトルの方向を示すと自ずと全員が協力して進む。「無関心でいれても無関係ではいれない」状態の中で(もちろん無関心な人は一人もいないですが)楽しんでくれたと思います。
保育士たちもこんな行事の中身を知らせてもらえないなんてたぶん初めてでしょう(笑)
でも子どもたちの姿を見て大人が楽しむのではなく、大人も一緒に全力で行って楽しむ。そこに保育士だからとか保護者だからではなくにじのき保育園の一員として参加してもらうという事が達成できたかなと思います。
合間合間に子どもたちの「発見」「学びの時間」もみんなが共有していてすごく良い時間が流れていました。
暑い中、ご参加いただきありがとうございましたー!
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