2022年度大きくなった会
本日は、にじのき保育園の卒園式「大きくなった会」でした。
にじのき保育園を設立して5年がたちます。
最初の2年は、自分たちが良いと思う保育を子どもたちと一緒に好き勝手あーでもないことーでもないとやりとりしながら「子どもたちと一緒にやりたいことがありすぎて」という毎日だったと思います。
3年目、社会情勢の中で保育を縮小しなければいけない。園を閉めなければいけない。「あれはダメ」「これはやってはいけない」など全てに制限がかかったように感じました。
そんな中、入園してきてくれたのが今日卒園するお友だちです。
にじのき保育園では「共に過ごし、共に育つ」という方針を大切にしてます。なので、保護者の方々と日常や行事、面談を通してかなり密に関わりを持ちます。
それを大切にしてきた園が、全く行事できない。コミュニケーションも制限される。入園してきたばかりの保護者の方々はとても不安だったと思います。
その中でも何かできることはないか?こんなことはどうか?と子どもたちと考えて進みました。保護者の方々も保育園のやり方を理解し、たくさん協力してくれました。
4年目、5年目とその中で今いる子どもたち、今いる保護者の方々、職員たち、地域とやりとりしながら新しいにじのきの流れややり方がたくさんできました。
この3年間のにじのき保育園の道筋を一緒に作ってきてくれたのがこのクラスでした。
入園した時からみんなで一緒に前を向いて、できることを協力し、お互い葛藤しながら色々な体験、経験をしてきました。
今年は3年ぶりにオンラインは使わずに全園児対面で卒園式です。
顔が見える中で、緊張して、泣いて、恥ずかしがって、そして最後は笑ってとにじのきらしい卒園式が3年ぶりにできました。
理念の「笑顔のために、、」というのは将来笑顔で過ごすために今何をする?という問いかけのような意味合いがあります。
全園児が揃って行った大きくなった会は、まさに3年前から積み重ねた「笑顔のために」の集大成でした。
入園してくれてありがとう。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
そんな気持ちを持ちながら、大きくなった会が無事に終わりました。
卒園児のみなさん、並びに保護者の皆様、本日は本当におめでとうございます。
そしてにじのき保育園の方針を理解し集まっていただけた在園児のみなさんもありがとうございました。
また来週からは保育を全員で楽しんでいきましょう!
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