食育:本物を知る
にじのき保育園では、方針の中に「本物を知り、触れる」という方針があります。日々の活動の中で何を知らせたいか子どもたちや職員と話して決めています。
今日は子どもたちが、いつもお世話になっている地元の魚屋さんに給食で使う「鯵」を買いに行きました。
初めての魚さんに興味津々。また「いつも保育園に魚を届けてくれているんだよ」など伝えながら魚がどこからきているか伝えたりもしています。
近年、本物を見ることが少なくなった子どもたちは、金魚や鯵、などの事を「魚」と総名称で言います。それは花も無視も同じ。一匹一匹虫や花、魚には名前があるにも関わらず、本物を見たことない、知らないため「魚」「虫」「花」と呼びます。また魚に関しては切り身を魚と思っている子もいます。テレビのイラストやアニメーションしか見たことないこは絵もそのような絵を描くことがあります。
にじのき保育園では、少しでも保育の中で色々なものを見て、名前をしり、興味をもってもらいたいという方針の元こういった活動を行っています。
今日は、鯵を買いに行っただけではなく、園に帰ってきて栄養士が鯵を観察しながら、三枚におろし、食べている切り身や鯵はどうなっているかなど観察を楽しみました。
そのあとの食事では、「今日の鯵だね」「買ってきたから美味しいね」「お目目なくなったね」などやりとりしながら食事を楽しんでいました。
もっとこういった活動を日常から取り入れていきたいと思います。
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