にじのき保育園
知ると学ぶ
5月から美術館において観察している鞘物。
色々な種類があることを知り、観察しながら「しおれる」「枯れる」という現象を体験した子どもたち。
知って、興味をもって、学んで、熱中する子どもたちは、心が動いるのが姿からも想像できます。
心が動く経験をすると子どもたちは自立的に学ぶ姿勢が整ってくるので、大人はそのサポートをする。
・枯れ葉が水たまりに浮かぶことを発見。浮かんでいる不思議を感じる。その後少し動いて いることを発見。自分の息で動かそうとしてみる。
・昨年の2歳児がお世話をしている姿を見て覚え、真似をする今年の2歳児。頭をなでなが ら、不安にならないように手を握ってあげる。言われなくても目的が「お世話」ではな く、「この子のために」だから自然とできる。
・家庭で見た何かを表現したくて、コップの縁から膨らんでいるように見せたいお友だち。 これを作るのに20~30分は試行錯誤していた。出来ないけど自分でやりたい葛藤を感じ ながら遂に完成。出来た時の嬉しそうな笑顔は本当に待つ時間を作ってよかったなと思 う。
保育士等も、子どもたちの行った製作だけが「作品」ではなく、使った道具も「作品の一部」と考えて、美術館に飾るなど、形だけではなく根本何が大切なのかを考えながら保育をし、学び合っています。
必要な時は、子どもも大人も教え合い、教わり合いながらフラットな関係を築いていっています。
大人も子どもたちも充実した毎日が過ごせるように・・。そのためには一人ひとりが「楽しもう」という気持ちで、同じ目標に向かって協同していく。そんな保育園でありたいと思います。