小さな音楽会
12月8日は、小さな音楽会(発表会)でした。
4月から遊んできたものをどんどん発展させて迎えた当日。
発表会のための練習は一切せず、また保育士等が発表会のためにやらせたいことを盛り込むのではなく、4月からの子どもたちの遊びや興味を少しずつ少しずつ発展させながら形にしたものを見せられたかなと思います。
4月ぐらいにFacebookに載せた「毎日が発表会」の姿を現実にできたのかなと思います。
また保育士等だけではなく、保護者の方々との距離も近く、一緒に話したり、手拍子したり、子どもたちの合間に職員と一緒に出し物したりとアットホームな、日常からの保護者の方々との関係のまま会ができたことに感謝します。
当日、普段と同じ姿を見せられた子どもたちもいましたが、泣いてしまった子どもたち、観察をしている子どもたちと色々な姿がみられました。
保育園の理念「笑顔のために・・・」は今が笑顔にということではなく、大人になって独り立ちした時に、笑顔で過ごせるように色々な経験、体験、葛藤、喜びを感じて最終的に笑顔になればという思いから設定している理念です。
だから、泣いてもいいんだよ、観察して何もしなくていいんだよ、それぞれの楽しみ方、感じ方があっていいんだよ。という事を保護者の方々にも伝えさせていただきました。そしていずれその姿がなくなったり、変わった時に「こんな時もあったな・・・」と保護者の方々の思い出にもなるはず!!!!!
あの会場にいた人みんながこの気持ちで、発表会をみながらみんなで作ってくれた「小さな音楽会」でした。
子どもたち、保護者の方々、職員のみんなありがとうございました。
今回の装飾は大人だけが作ったものはほぼなく、子どもたちが活動の中で作ったものや拾ってきたものを飾りました。発表会のための装飾ではなく、日常の活動の装飾を発表会にかざった形です。
春、夏、秋、冬をを風に乗って流れていくイメージで、色もグラデーションに寒色から暖色へと移り変わったり、光の通し方や貼り方で全く違う写り方になり、みなさん大満足と言ってくださいました。大人が納得してこだわったものは、子どもたちにも影響してくれると信じています。
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