ただ危険箇所を無くせばいいというわけではない。
ただ全部明るくして見渡せればいいというわけではない。
そこにいる子ども、大人全員が安心や安全を「意識」していくことが大切だと思っている。
その意識がなければ、どんな環境でも危険になる。逆に危険そうに見えても意識をしていれば安全に過ごすことができる。
日本の保育園のほとんどは、安心・安全という名の下に、部屋の隅々まで同じ光のルクスになっているところが多い。
日本は元々、陰翳に「美」があることを知っている。陰翳の美しさや大切さを知っている。
与えられた環境の中で、何も考えずに生活していたら出てこなかった姿。出てこなかった遊び。
この姿が見られたことが嬉しい。そしてこの環境の提供、遊びを邪魔しない配慮、学びの時間の創出。
理念方針の中で、子どもも大人も共に過ごし、共に育っていると感じた。
毎日、毎日、1秒、1分を大事に、子どもたちの安心、安全な学びの場の提供をありがとう。
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