今日は和食の日ということで、出汁についての活動を行いました。
日頃から給食をたくさん食べる子どもたち。
色々な食材に触れることはあっても出汁についてはあまり関わりある活動が出来ていなかったのでこの機会に子どもたちに出汁の飲み比べをしてもらいました。
にじのき保育園では、顆粒だしは使わず、一から出汁をとっています。
昆布だし、かつおだし、にぼしだし、しいたけだし、洋食用の鶏ガラだし(セロリや香味野菜)、中華用の鶏ガラだし(長ネギ、生姜)など6種類の出汁をメニューに合わせて使ってます。
今回は和食の日なので、和食で使う昆布だし、かつおだし、煮干しだし、椎茸だしの4種類を素材から見て、触り、出汁を取ると色や味などどう違うか目の前で調理しました。
子どもたちは「なんか匂いがちがう!」「美味しそう!」「色が違う!」と大興奮。
最後に出汁に味噌をいれた味噌汁とお湯に味噌をといた味噌汁?の飲み比べ。
「全然味違うね!」「保育園の味噌汁の味だー!」とそこでも色々な気づきがあったみたいです。
保育園の方針の1つ「本物に触れる」
これは生活の中で日常的に触れているもの、触れていないもの、知ってるようで知ってないものなど、「当たり前」と言われてるものをちゃんと理解し、触れて日常生活で使ってほしいという想いがあり掲げています。
また1つ日常生活の中の知らない部分を子どもたちと一緒に体験できたかなと思います。
そして、これを知って興味関心が向いた子どもたちのベクトルを子どもたち自身が広げていけるように今度は見守り、環境と時間を作り、経験へと昇華できるように一緒に過ごしていきたいと思います。
食器も栃木県の益子焼をオーダーしたものを使ってます。味だけではなく、見た目や匂いも大切な食育として。
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